ソフトバンク/ソフトバンクロボティクス、ペッパー販売本格化

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 ペッパーは、昨年2月に開発者向けモデルが先行的に発売され、その後6月から一般向けに1千台ずつホームページで販売されたが、その都度1分程度で売り切れるという状況が続いていた。今回の一般発売により、いつでも購入可能になる。
 その間、ネスレやみずほ銀行、日産自動車、ヤマダ電機などの大手を含む多くの企業に先行的に採用された。さらにソフトバンクは米IBMと同社の学習するコンピューター「Watson」の日本市場展開で協業し、今後ペッパーにWatsonのAIを搭載することも視野に入れた取組みを推進している。
 一方で、ペッパーのパートナープログラムを展開してエコシステムの拡大も図り、すでに200社以上のアプリ開発パートナーが参加している。
 1月27日に開催したイベント「ペッパーワールド2016」では、同プログラムのパートナーが参加し、顧客管理や介護・医療、教育、接客などのアプリを発表するなど、「環境が整った」(ソフトバンク宮内謙社長)として、一般・ビジネス向け共にペッパーの本格展開を開始する。

 パートナーが開発したアプリは、2月末に開設するマーケットプレイスで販売される。また、フォー・ビズの購入を検討する法人向けに、「ペッパー・ォー・ビズ・アトリエ」を東京、大阪、愛知、福岡で随時開設する。 また、東京の表参道に、期間限定で補助員以外基本的にペッパーが接客から契約までを行う「Pepperだらけの携帯ショップ」もオープンする。

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