積水ハウスがオープン環境のHEMSを実現

13 10/28

 南山大学、日本IBM、富士通、NEC、NTTデータ、日立製作所、野村総合研究所の6社1大学で構成する「次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会(PROMCODE)」は、大規模プロジェクトにおけるプロジェクト管理データを交換するための仕様を公開した。同仕様に準ずることで、ユーザー・ベンダー間で標準インターフェースを介してプロジェクト管理データの一元管理が可能となり、プロジェクトの開発遅延やコスト超過などのリスクの低減が期待できる。アダプターはオープンソースライセンスの元に公開し、開発した仕様の一般への普及ならびに世界標準化を目指す。
 昨年5月、ユーザーと複数のベンダーが参画する大規模システム開発やソフト開発プロジェクトにおいて、ユーザーと複数ベンダー間でのタイムリーで効率的な情報管理を実現することを目的に、南山大青山幹雄教授を主査として、大規模システム開発プロジェクトを行うIT大手6社が次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会を発足し、活動を開始した。
 それ以降、各社での仕様の策定ならびに検証、学会などでの発表といった活動を経て、今回協議会の活動成果の第一弾となる「PROMCODEインターフェース仕様書」を公開した。
 併せて、実プロジェクトへの適用を支援するための「PROMCODE適用マニュアル」、「PROMCODEアダプターソフトウエア」と、実プロジェクトに適用した「PROMCODE実証実験報告書」も公開している。
 これにより、各社で使用しているプロジェクト管理ツールのデータを、アダプターを介してPROMCODE仕様に基づいた汎用的なデータ形式に変換し、共有リソースとして管理できるようになる。結果として、ベンダーとユーザーの間でプロジェクト管理データを共有し、リアルタイムの品質管理や進ちょく管理が可能となる。
 現場で広く使われているエクセル形式のプロジェクトデータを、PROMCODE仕様所で定めている形式に変換するコンバージョンソフトを提供するので、ITに関する深い知識を持たないユーザーの担当者などでも利用できる。
 PROMCODEインターフェース仕様書で使用している用語は、プロジェクト管理知識体系「PMBOK」との整合性を考慮し、リソース定義仕様書はデータ交換の仕様「OSLC」に準拠するなど、世界標準を意識している。

   

実際に、世界レベルでオフショアの活用などによる分散開発が進んでいることから、協議会では同仕様をIT分野の標準仕様を策定しているOASISに技術委員会を設立し、国際規格として標準化するための活動を開始する計画だ。

次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会(PROMCODE)

南山大

日本IBM

富士通

NEC

NTTデータ

日立製作所

野村総合研究所